社会保険診療報酬支払基金のマスタと厚労省の医薬品マスタが異なる件について
これが社会保険診療報酬支払基金が公表している医薬品マスタです。
もう既に細々しすぎて何も見えないですが、そもそもがまずこれ、それぞれに書いてある番号や名前の意味を書いておらず、別紙参照という形です。しかも別紙がPDF…(PDF文化が嫌い)。
というか、excelファイル形式が古くて形式保存できませんでした。ちなみに傷病名マスタはテキストファイル形式です。統一しない理由は…?
フィルタかけるために自分で左から順番にその数字や言葉の意味するところを入力していって…。ほんと無駄です。そして製品名は書いてあるのに成分名が書いてません。先発後発は1や2と番号で記載されています。麻毒覚原向の欄も数字表記です。ソフトウェアに導入した際に1="麻薬"とすれば良いのでしょうけれども、そもそもが echo $bunrui['xxx'] (これはphp表記ですが)とすればいいのではないかとかもうなんかいろいろ、いやc言語とかだと楽なんでしょうけれども。
問題はやはり成分名との紐付けができてないことで、「ブロプレス」はあくまで「ブロプレス」だけの表記になっています。「カンデサルタン」では検索できないので、こちらから新たに入力してやる必要があります。これを厚労省の方のマスタから一般名処方と成分名を商品名に紐付けしてやればいいのですが、そもそもが製品名の表記が異なっている部分もあります。
例)
厚労省マスタ:アミカリック輸液
社会保険診療報酬支払基金マスタ:アミカリック輸液 200mL
こう表記されると、データベース内では別物扱いされるので、正規表現で探して書き換える必要があります。この辺を統一しないから、院内マスタと薬局マスタで齟齬が発生するんでしょうね…。たまにエンシュアなんかでマスタおかしくなってる病院の処方箋を見たことがありますが、多分そういうことなのかもしれません。
というか、なんでどちらのマスタも全品目全規格が全角になっているんだろう…。そういう取り決めでもあるんだろうか…。半角だとシステム誤作動起こすとか?うーん…
今回はいろいろ思うところがあったので、ただのストレス発散記事でした。
そのうち、HatenaBlogからwordpressに引っ越そうかとも思っています。定期的に50人/日ぐらいで来ていただいているので、嬉しい限りです。一部のツイートがバズってるのもありますが、こっそり生きてるのでそっとしておいてください。
次回は添付文書の表記ブレについてストレスをぶちまけようと思います。
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医薬品検索
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薬価検索
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